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あなたと一緒に取り組むための、京都府亀岡市の地方創生ブログ

53歩目:【祝2/11(月)テレビ放映!】〇〇部長、TVに地域のコンテンツを売り込んでいく(〇〇に入るものは?)

2/11(月)午後4時台 関西テレビの地域紹介コーナーに みんなの地元が出てくるらしい

地方創生担当部長の仲山徳音(なかやま なるね)です。

 

53話となる今回では、53=ごみ の語呂に合わせて、「プラごみゼロの紹介シリーズ」を続けようかなと思っていたところです。

 

しかしながら、ここで号外が。

 

それは亀岡が、関西テレビ(8チャンネル)の「報道ランナー」に登場する・・・!!というもの。祝日2/11(月)午後4時台、20分程度の特集とのこと。

 

(注)関西テレビはフジテレビ系列ですが、関東では残念ながら見られません。もし三連休で、関西方面にご旅行予定ならば、お試しあれ。

 

国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソン氏が、知られざる日本の魅力を紹介する「モーリーJAPAN」という人気コーナーでの特集です。

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(写真中央がモーリー氏。カメラに関係なく、色々なコメントが溢れてくる方でした)

 

隣の女性は、映画「かめじん」主演の並河杏奈さん。亀岡の自然と素朴な生活を描いた映画「かめじん」は、亀岡市にとどまらず、京都市内でも放映(次回上映は2/14)

 

後ろに映っているのは、3ヶ月前にオープンし、のべ100人超の方が泊まられた宿泊施設「離れ にのうみ

 

地方創生事業の一環として、官民が取り組み、再生した古民家です。

詳しい紹介は、下記記事にて。


ブログで公開している私のアドレスあてに、取材班から問合せがあったのが1月8日。

番組放映までおよそ1ヶ月。

 

こちらからもできる限り、「亀岡のみどころ」を情報提供し、メディアに採用してもらえるように営業していきます。

 

観光協会やDMOをはじめ多くの方々から、連日ご協力いただきました。

 

恐れずに発信することが非常に重要だな、と実感する仕事です。

今回の取材でクローズアップされたのは、

 

・京都駅からちょっと足を伸ばすだけで、別天地が広がる亀岡の魅力

 

・ゆえに、日本人のみならず外国の方も注目する新しい観光の可能性

 

例えば、移住体験施設を兼ねる「離れ にのうみ」には、キッチンが付いています。

 

一方、ゆったりとした旅を楽しめるよう、ケータリングや出張にて、季節のお料理をお届けすることもできます。

 

地元の飲食店が協力してくれ、地域食材をもちいた様々なジャンル。

 

どれもそれぞれに趣向があるお店です。

 

今回は、「離れ にのうみ」を監修したアレックス氏の推薦にて、京懐石「雅」から料理人の西田さんが取材協力してくれました。

 

素晴らしいお料理に、モーリー氏を始め、ロケ陣は圧倒されていました。

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ロケの待機時間中、西田さんに「こうした飾りつけは、やっぱりイメージを事前に練り上げていくものなんですか」と尋ねると、

 

「一番最初にでてきたものが、かえって一番良かったりする。そのため、お料理や飾りつけは、当日その場にきて、空間の雰囲気や人から着想したものを大事にします」

 

モーリー氏「Just for me なんだね。 私だけのもの」

アレックス氏「That's it  まさにそれ」

 

と二人とも共感していましたが、まさに「あなただけの時間と空間」を大切にする場所になっています。

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また、番組内でどこまで取り上げられるかは未知数(=本番のお楽しみ)ですが、一番最初の写真に映る並河杏奈さんは、「地域の体験メニュー」を開発してくれています。

 

古民家「にのうみ」の中や周辺で楽しめるものとして、

 

称名寺さんでのお写経と木魚念仏

・お茶の先生が教えてくださる茶道体験

・伝統工芸士の方による手描き友禅

(外国の方にモニターしていただいた手描き友禅の様子)

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商店街の数々のプロジェクトに関わってこられた、並河さんやまちづくり会社「基地計画」のみなさん。

 

「その道のプロでありながら、亀岡に住んでいる地域の方々」と試行錯誤しながら、オリジナルな魅力を体験できるようにしています。

  

ビジネスの視点で見ると、

 

温泉旅館やツアー旅行などを中心とする昔ながらの観光は、サービス供給が安定しているため、たくさんのお客さんに楽しんでもらえます。

 

大量に仕入れ、コストを広く薄く分散させること(=スケールメリット)で、品質を保ちつつコストを下げられます。

 

ただし、経営する側としては投資が大きくなり、失敗したときのリスクも大きくなります。

 

一方、ゆったりと自分だけの時間を過ごしていく新しい個人観光は、サービス供給の質や量、集客が不安定になりがち。

 

そのため、付加価値をつけ、価格に反映しつつも、ターゲット層に響かないと成り立ちません。リスクは小さいですが、経営を持続させる工夫や発信力が必要です。

 

その意味では、今回の報道ランナー/モーリーJAPANにて、「離れ にのうみ」を取り上げてもらったのは、大変よいプロモーションになると思います。

 

また、アレックス氏が案内人を務め、旧城下町の街歩きもロケに収めています。

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古い建物が少なくなり、「もう城下町でもないやん」という声も聞いたことがあります。

 

それでも敵の襲来を食い止めるための曲がりくねった入り口や、

防陣となるお寺やお堀、

山陰街道をメインストリートとする区割り

などが残されており、今なおロマンを感じます。

 

この3月には、「基地計画」監修の、若者や女性の個人型観光でも楽しめる城下町に特化した周遊マップが完成する予定です。

 

他方、旬の京都を感性豊かにお伝えするLeafさん監修の、歴史ファンに特化した「明智光秀ゆかりマップ」も同時期に完成します。

 

日本各地の魅力を取り上げてきた今回のTVロケで、こうした城下町のどのような魅力が描かれるのか注目です。

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また、以前に掲載した「へき亭」や田園の原風景が広がる川東エリア、霧のテラスも取材陣は訪れていました。エアーキッチンについてもパネルを作っていただきました。

 

どのような映像に仕上がっているのか、大変楽しみです。 

(霧のテラス)

(へき亭)

(エアーキッチン)

 

年間100万人超の観光客を楽しませてきた亀岡が誇る三大観光(トロッコ保津川下り、湯の花温泉)。

 

こうした昔からの魅力に、新しい地域観光の魅力も加わっていく動きがTVでお分かりいただけるかと思います!

 

次回は、その観光分析シリーズ続編として、取り組みの方向性をデータで議論していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。テレビを楽しみにしましょう!53歩目。

 

亀岡市役所 地方創生担当部長 

仲山徳音(なかやま なるね)

E-mail: nakayama88@city.kameoka.lg.jp

Phone: (0771) 25-5006