14歩目:【亀岡の資源やイベント】〇〇部長、宝探しでDの称号を得る(〇〇に入るものは?)
マジメとユーモアを両立したいらしい
地方創生担当部長の仲山徳音(なかやま なるね)です。一昨日まで、マジメな政策分析シリーズをやってみました。
今まさに、どのような分析を共有できるか、まちづくりのカテゴリーは何かなぁと思案中です。
これまで携わってきた財務省でのしごとや、留学中に学んできたことと親和性が高く、議論できそうなものとして、
・RESASを用いた地域経済・しごと分析
・社会転入の増加をめざした住宅施策
・インバウンド観光/広報戦略(インバウンド・アウトリーチ)
など。面白そうでしょうか?
タイミングは、分析がまとまってきた順番に応じて前後するかもしれません。
一方で、
・子育て支援や福祉政策
・電車/バス/くるま/歩きを駆使した交通網政策
・エコ環境や教育など、ヒトが生涯学び続ける取組み
などは、必死に勉強する必要があるなぁと感じております。
それぞれ担当課・所管部長がおられますが、なんでも「地方創生」の観点から取りくむことができるのではないか?
と思っています。
あの手この手で、亀岡市の行政やまちづくりを一緒に進めていく力になるつもりです。
また、マジメなだけでは息苦しいので、「亀岡のおいしいご飯とお酒」や「ちいきの資源とイベント」などの魅力を、既存の広報物に加えて、タイムリーに紹介していきたいと思います。
数百万人が熱狂するひとつなぎの大秘宝
18日土曜日は商工観光課のエースたちに誘われて、
丹波亀山城下町宝さがしゲームに参加してきました。
宝さがしと聞くと、私はまだまだ新しめの響きを感じますが、今年で第10弾のイベント。すでに10年間つづいているとのこと。
全国的に見たらどうなのだろうか?という観点でしらべたところ、
・2010年代に急増(日本全体で2010年時点で数十万人の参加→2017年で数百万人)
・「頭脳型参加イベント」というククリ
・宝探しのほかにも、脱出系・謎解き系がある
・参加者の大部分はリピーターが多い、と分析されている(参考:小林良則(2015)『地域活性化に資する「頭脳型参加イベント」の分類と成功メカニズム』, <http://creativecity.gscc.osaka-cu.ac.jp/ejcc/article/view/719/690> )
ということでした。かなりの程度、いろいろな自治体がイベント利用しているのだろうなと予想します。
そして、参加者が年間複数回そうしたイベントに参加されているとすれば、実際のプレイヤー人数は、日本全体で100万人〜200万人程度かなとも。
亀岡市の宝さがしゲームでは、ノーマル(謎解き)コースとスタンプラリーコースがあり、
①亀岡駅構内にある観光案内所兼物産店「かめまるマート」で、案内のお姉さん方からゲームの進め方をおしえてもらう
↓
②ノーマルコースでは「宝の地図」に記された問題をとき、城下町地区に隠された3つの宝箱を探す
↓
③途中、ヒントを教えたがる神社や商店街のオッチャンに出くわしたら、何とかかわす
↓
④宝箱をすべて発見すると、暗号文が浮かび上がる。これを解けるかどうか、がキモ
解答目安は3時間。大体4,000人くらいがチャレンジして、3,000人が正答に行きつくが、1,000人がギブアップ。つまり、正答率は75%。
・・・意外と気合が入っているなと。
東大入試一科目が2時間程度。平均7割正答すれば確実に受かる、と言われていました。
これを踏まえると、3時間で正答率75%の宝探しゲームは、予想より手ごわく感じました。
ウサギを狩るのに全力を出すけもの、がいいのかもしれない
亀岡市役所の観光チームは「どんなところでもグイグイいける方々」と、他市から定評があるとかないとか聞いております。
クワガタムシ獲り(当地の言葉ではゲンジ獲りという)でお世話になった商工観光課の係長が、宝さがしの前日にお手製のしおりをくださいました。
朝7:50に駅集合と記されているのが、噂の確からしさを物語っています。
さて当日。集合場所の亀岡駅のカリヨンベル周辺に行くと、係長・若衆と混じって青いTシャツをさらりときた商工観光課長の姿も。
合計9人が2チームに分かれて、競うように解いていきます。
・・・
(知恵の出し合い、解きながらの移動がつづく。心のおちつく素晴らしい街並み)
・・・
天のとき、
地の利、
人の和。
すべての要素があいまって1時間で解くことに成功。
「かめまるマート」のお姉さん方によると、覚えている限り、史上最速なのではないかと。
そのまま気持ちよく、サンガマフラー、黒豆グラッセ、かめまるどら焼き、黒豆ジュレの計3,000円を購入。全力を尽くしたご褒美になりました。
本当の宝は、実は近くにあるという教えも
ちなみに、宝探しの景品は、
抽選で観光券や特産品が当たるほか、かめまるグッズがもらえます。
1歳7ヶ月になった息子の顔によく似ていて、私はひそかに集めています。いくつかバージョンがあるようで、今回は保津川下りバージョンをゲットしました。
今回の宝探しは、12月9日まで開催しています。
ぜひご友人やご家族と一緒に参加して、「観光と組み合わせて楽しむ」ことをオススメします!
全力を出し尽くした我々は、コテージでBBQが楽しめる「そうしんファーム」に向かいました!
(観光チームのお子さんと合流し、そこでも全力で鬼ごっこしました)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。飛ぶ鳥をみながら14歩目。
亀岡市役所 地方創生担当部長
仲山徳音(なかやま なるね)
E-mail: nakayama88@city.kameoka.lg.jp
Phone: (0771) 25-5006