4歩目:〇〇部長、インバウンド・アウトリーチを始める(〇〇に入るものは?)
亀岡でときめく世界のアスリートたちがいるらしい
(3歩目からの続き)
サッカー以外でも、世界のアスリートたちが亀岡に来てくれています。
日はさかのぼって先週7月23日。オーストリアを代表する大学生空手団が、神戸で開かれた世界大学選手権でメダルを獲得。
その後、オリンピックの「ホストタウン」となる亀岡に表敬訪問してくれています。
文化・スポーツ課が用意した書道体験を通じて日本文化に触れつつ、湯の花温泉「松園荘 保津川亭」で疲れを癒していました。
夕方の歓迎会で、かれらと話す機会を得ました。
「雄大な自然とおいしい食事、温泉、温かい歓迎、全てに感謝するよ。オリンピックに向けて勝ち上がり、2年後にまた来る」
鍛え上げられた腕に、握力がみなぎっておりました。
インスタ映えする庭園があるぞ、亀岡
その3日後の26日木曜日。フランスINSEAD留学時代の友人たちが、亀岡に旅行して来てくれました。
京都市内で旅館や料亭に入ることができなかった、とボヤいていたため、JR亀岡駅からすぐの「がんこ亀岡 楽々荘」へ。
元々は、嵐山と亀岡をつなぎ年間100万人以上が訪れる「嵯峨野観光鉄道の父」田中源太郎氏の生家。
建設当時のレンガを用いた館、亀山城から移してきた石灯籠が配された日本庭園があります。
意匠を凝らし、ライトアップされた庭園見学に食事がついて一人4,000円以下。友人に非常に喜んでもらえた会食となりました。
どうしたらインバウンドを取り込めるか。食事をしながら意見交換する中で、印象的なセリフが。
「日本はいいものが沢山ある。だから、英語を流暢に話せるかどうかは問題じゃない。ただ、他の国では、カタコトでもドンドン話しかけて練習する人が多い。日本では、英語を上手にしゃべれる人しか話しかけてこない。こころの距離を感じるので、それがクリアできれば、もっと訪問しやすいと思う」
今後の観光政策の方向性
中のひとが大切にしている「地のもの」。
外のひとから見て「売れる」もの。
二つがマッチングできたときに、持続可能なビジネスが生まれる。そうした瞬間を逃さないようにチャレンジしていきたいです。
その一環として今週土日に、職場の後輩と一緒に、亀岡市の誇る自然景観とアクティビティを体験する予定です。
それも踏まえて来週に、観光政策につながるオープンデータを整理して共有します。
ぜひビジネスや議論の材料に使っていただければと思います!
また、連絡を下さった方と、地域活性化につながるプロジェクトが動きつつあるので、亀岡でチャレンジしたい方は、遠慮なくご連絡ください!
(その内容は、もう少し概要がまとまってからPRしたいと思っています)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。セミの鳴声を聞きながら、4歩目。
亀岡市役所 地方創生担当部長
仲山徳音(なかやま なるね)
E-mail: nakayama88@city.kameoka.lg.jp
Phone: (0771) 25-5006