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34歩目:【マンション or 戸建政策編④】〇〇部長、総務文教決算委員会に向けて資料を読み込む(〇〇に入るものは?)

3連休で、トレイルランとカヤックロードバイクをやっていたらしい

地方創生担当部長の仲山徳音(なかやま なるね)です。この3連休をつかい、亀岡市地域資源をさらに見て回ることができました。

 

スポーツや自然、寺社仏閣、食べ物など、あらゆる面で非常にめぐまれた地域だなぁと改めて感じます。

 

おって記事にまとめたいと思います。

 

(特に、紅葉の時期はさぞ秀麗だろうと予感しております)

 

さて。先週より新連載で、「居住政策」について分析を進めています。本日の目次です。

  

(1)前2回のまとめー京都におけるヒトの流れ、人口の増減とまちづくり

 

(2)京都市の定住人口が流出する背景ーホテル①

 

(3)京都市の定住人口が流出する背景ーホテル②

 

(4)次回予告とヒント

 

着任から2ヶ月がたちましたが、ひきつづき地道に進んでいきたいと思っています!

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(1)而時習之。またよろこばしからずや

 

前2回で学んだことを、さくっとまとめます。

 

【第31歩目】

亀岡市から京都市にヒトが吸い寄せられている 

②さらに多くのヒトが、京都市から他府県に流れている

 

【第32歩目】

大都市からの社会転入(引越しによりヒトが住み始める)がある地域は、人口減少幅が明らかに緩やか

 

ベットタウンであっても、「住みやすい」まちとしての魅力(定住機能)を高めることで、人が住み続け・新たに集まるまちづくりはできる

 

(2)京都市の定住人口が流出する背景ーなぜ今ホテルや民泊がアツいのか?①

 

それでは、なぜ京都市から他府県にヒトが流れてしまっているのでしょうか?

まちづくりを考える上でヒントになりそうです。

 

こうした分析を行う際には、「世間で言われていること」から考え始めると有効です。

 

とくに、新聞やニュースは、とっかかりとなる情報の宝庫です。

 

私が目にした内容は、「京都市内でホテル用地の取得が進み、マンションの供給が不足。中心部の物件価格が高騰し、京都市外にヒトが流れる傾向に」というもの。

 

上記がどこまで妥当しているのか、調べていきます。

 

RESASー「観光マップ」ー「外国人」ー「外国人消費の比較」にて京都府のデータを開きます。

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そこで、表示する内容を「取引件数」「取引単価」などにセットしつつ、表示する部門を「宿泊」にします。

 

こうして得られたデータをまとめたものが下表です。何がわかるでしょうか?

表示する内容

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・・・

 

①左表=京都府の訪日観光客の「宿泊件数」は、たった3年間でおよそ2倍に

 

②右表=京都府の訪日観光客の「宿泊単価」は、同期間でおよそ3割増加

 

宿泊消費総額は、宿泊件数×宿泊単価ですので、およそ230%アップした計算になります。

 

さらに言えば、

大阪府兵庫県でも、類似の傾向が見られる一方、京都の宿泊単価は、最も高い

 

このため、訪日インバウンド観光客向けに宿泊サービスを提供する向きが、京都府では一段と強まってきただろうと推察できます。

 

(3)京都市の定住人口が流出する背景ー京都でアツいのは、ホテルなのか旅館なのか?

 

RESASをつかってさらに見ていきます。先ほどは、「外国人に対する宿泊サービス」のデータでした。

 

ここからは、国内観光客を含めたデータも利用できます。

 

RESASー「観光マップ」ー「国内」ー「宿泊施設」にて京都府のデータを開きます。

 

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②そこで、「延べ宿泊者数」について「宿泊施設別に表示する」としつつ、「グラフを表示」をクリックします。

 

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③データを京都府および近隣の他府県でまとめていきます。

グラフから何がわかるでしょうか?

 

大阪府京都府兵庫県滋賀県における宿泊タイプ別の延べ宿泊者数(人)

 

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(出典:RESAS「観光マップ」より作成)

 

・・・

表より、

 

京都府における延べ宿泊者数では、旅館利用も多いものの、ビジネスホテル及びシティホテルの利用がさらに多い

 

②ビジネスやシティホテルの利用は高まりつつある

 

ということがわかります。

 

ネクスト コナン‘s ヒント! ---マンションのデータ

以上は、「ホテルの増加」→「マンションの不足」という事象の前半部分を分析するものでした。

 

次回、「マンションの不足」について焦点をあてます。

 

こうしたデータは、RESASにありませんので、民間から出されている地域データを利用できないか考える必要があります。

  

世の中にどのようなデータがあるか、調べてみるのは面白いと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。これで、34歩目。

 

亀岡市役所 地方創生担当部長 

仲山徳音(なかやま なるね)

E-mail: nakayama88@city.kameoka.lg.jp

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