7歩目:【観光編①】〇〇部長、データを使った政策分析にトライする(〇〇に入るものは?)
冒頭、平和を祈念しつつ、感謝と御礼を申し上げたいらしい
地方創生担当部長の仲山徳音(なかやま なるね)です。11日土曜日は、「亀岡平和祭保津川市民花火大会」を、東京から来た家族と観覧してきました。
過去最多10万人のご来場となり、亀岡市の人口が8万9千人強なので、まちを超える大イベントです。
保津橋のたもとが、一時とんでもない人だかりになっていました。
が、大都市の花火大会に比べれば、数十万人の大混雑で会場にたどり着かないうちに始まってしまい、高い建物のせいで花火が見えない・・・ということなく、非常に気持ちのよいイベントでした。
交通整理に尽力されていた職員の方々は、大変お疲れさまでした。
また、会場に向かう途中、家族ぐるみでBBQに参加させていただき、特A級の亀岡牛(かめおかぎゅう)を味わう機会にあずかりました。
誘ってくださり、大変ありがとうございました。
今後、ふるさと納税について議論する際に、この東京では手に入らない超絶美味の食材について、知見を共有いたします。
プロフェッショナル、部長の流儀(全7回)
先月24日から始めたこのブログ、すでにして、色々な方から反響がありました。
とくに、公共政策に興味をもつ学生や、ビジネスの力を通じて世の中を良くしようとする方に向けて、自分が学んだことや仕事の技術をシェアしたいと思っています。
できれば、亀岡市の地方創生に一緒に取り組めればいいなぁと。
何が良いだろうか?と考えましたが、とくに身近にイメージでき、時流ときめくテーマの1つとして、「観光データを用いた政策分析」をえらびました。
ポイントを絞りつつ、今日から全7回に分けて連載します。
まずパソコンを開き、深呼吸し、自分の最高の姿をイメージする
「データ分析」というと、ムズかしく聞こえます。
実のところ、やることはシンプルで、誰もができます。
そしてAにすべきかBにすべきか不明瞭だった暗闇のなか、道がひらけるような感覚がします。一緒に頑張りましょう。
まず、データを取得します(最新の平成29年版亀岡市統計書「第16章観光」)。
ここで、亀岡市における「①観光入込客数」及び「②観光消費額」が見てとれます。
4つ以上の漢字が出たときは、何を指すのか、カンタンに考えるといいです。
①観光入込(いりこみ)客数=観光に来るヒトの数
②観光消費額=その人たちが使ったカネの額
さらに、①と②がどういう関係にあるか、考えます。すると、
②観光消費額(カネ)÷ ①観光入込客数(ヒト)= ③観光客一人あたりが使った金額(平均消費額)という関係が見えてきます。
ここで、亀岡市統計書「第16章観光」の「151観光入込客数」と「152観光消費額」を用いて、観光客総数・日帰り客・宿泊客ごとに、③観光客一人あたり平均消費額を計算していきましょう。
エクセルで計算すると、こんな表になります。
次回に向けた、しゅくだい
さて。私は、分析の第一歩として、「イチバン重要な指標がなにか」と「その指標のもととなる指標はなにか」を常に把握するようにしています。
①②③を例にすると、どうなるでしょうか?明日はここから再開します!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。亀岡大踊り大会でもらった券でアイスを買いながら7歩目。
亀岡市役所 地方創生担当部長
仲山徳音(なかやま なるね)
E-mail: nakayama88@city.kameoka.lg.jp
Phone: (0771) 25-5006