6歩目:〇〇部長、飛竜昇天波水平打ちてみる~後半戦~(〇〇に入るものは?)
名水が湧くところに、そばやの名店があるらしい
ラーメンやうどんも美味しいですが、暑い夏こそ、そばを食べたくなります。旅行先では、可能な限り名店をさがそうとします。
午前中一杯過ごしたパラグライダースクールから「日本一の縁結び」の名声高い出雲大神宮まで、少し足をのばしました。
すると、出会ったのは「出雲庵」
・神宮には、真名井の水(まないのみず)と呼ばれる名水が湧く
・出しゃばらないお店のたたずまい
・涼風を感じるも、暖かみを残した店内の様子
・夏休みだからお店を手伝っているという高校生
・揚げたての天ぷらの衣、たねとなる京野菜やえびの自然の甘味
・十割そばの香りと、矛盾する「つるり」としたのどごし
・つゆの甘味と酸味、辛みのバランス
ここまで書くと、いかにも知っている風ですが、人がどうかではなく、ぜひご自身の感性で判断してください!!
男からすると量が少なく多少値は張ります(天ざる1,800円)。ただし、もっと高いソバも東京にはいくらでもあったよなぁと。
いずれにせよ、夏の暑さを和らげるおいしいそばです。次は家族を連れて、雰囲気をいっしょに味わいたいです。
亀岡が誇る、保津川ラフティングとイケメンたち
お昼後にN君と別れて、別の後輩M君と合流。
馬堀駅からトロッコ亀岡駅付近にあるラフティングスクールまで歩きます。
この辺りには、いくつかスクールがあり、競うようにして看板が見えます。
陽気なネパール人インストラクターとクールな日本人インストラクターのコンビに引率されて、保津川へ。
なお、女性読者のための【ご参考情報】ですが、インストラクターたちは相当のイケメンであります。
(同じ話を以前も聞いたので、平均レベルが高いようです。どこのスクールかはご判断にお任せします)
「海の京都」である舞鶴市から来られたという4人家族といっしょに、ラバーボートに乗り込みます。ここから2時間半の水旅が始まります。
が。…ラフティングは水にぬれるため、写真がとれず。流れがゆるいところの雰囲気はこんなイメージ。ただし、インストラクターは、もっとシュッとしています。
文章だけで伝えるのが難しいですが、この時期は水温がちょうど良く、急流あり、上から飛び込む岩場あり、ボートを使ったゲームありで、2時間半を満喫しました。
費用は3,780円なので、観光客の国籍問わず、観光コンテンツとして十分使えるだろうなぁと。
(例えば、ヨーロッパの観光コンテンツは、美術館を除けば大体2,000円後半~3,000円台、という感覚です)
実際、お客さんはインバウンドを含め増えているとのこと。インバウンド観光客が伸び続ける様相の昨今では、まだまだ利用客数は増加するだろうなと感じました。
ネットワーク化という課題
「地方創生の旗がしら」として、観光は、どの自治体でも期待されています。
それは、亀岡も同じです。
ただし、よく言われる課題も当てはまります。それは「観光資源のネットワーク化」。
単体メニューのためだけに観光客は来ないので、点と点を結んで面的に勝負できるかがポイント。
その意味では、こうしたスポーツ・アクティビティを美味しい昼食を挟んで行う、という観光は、マーケティングさえしっかりやれば、もっと勝負できると思います。
一方で、「観光資源のネットワーク化」に関しては、宿泊施設の立地もキーポイントです。
亀岡は、湯の花温泉エリアに旅館が何軒かありますが、人気のため稼働率は既に9割近くと聞きます。
鉄道駅圏内に大型ホテルがないので、スポーツ観光客が来ても、宿泊や夜の飲食に関する消費をせずに、京都市内に戻ってしまう、という課題があります。
こうした点を含めて、データを分析し、共有したいと思います!
なお、今週は7,000発の花火大会があり、大踊り大会のほか「ふるさと創生課長に誘われてクワガタムシを獲りにいく(@朝4時半)」というイベントもあったので、おって報告します!
ツイッターでは夜明けに既につぶやきました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。空を仰ぐ清流につかりながら、5と6歩目。
亀岡市役所 地方創生担当部長
仲山徳音(なかやま なるね)
E-mail: nakayama88@city.kameoka.lg.jp
Phone: (0771) 25-5006